■コーヒーの始まりの伝説
コーヒーの歴史の始まりは、大きく2つ、伝説があるようです。
エチオピア起源説とアラビア起源説。
まずはエチオピア起源説を取り上げてみようと思います。
これは、エチオピアで始めにコーヒーの実を食べたのは山羊飼いカルディの
飼っている山羊だった、という伝説です。
放し飼いにしていた山羊達がひどく興奮しているのを発見したカルディは、
その原因を丘の中腹に自生している「潅木の赤い実」を食べたことだと
考えました。
そのことを近くの修道僧に告げると、試しに食べてみよう、ということに
なったのです。
そして、その赤い実を食べてみると、みるみる気分が爽快になり、体に
活力がみなぎってきたのです。
僧はさっそくその赤い実を修道院に持ち帰り、他の僧たちにも勧めました。
それからは、徹夜の宗教行事に苦しむ僧はいなくなった、というものです。
もう一つのアラビア起源説。
イスラム教国に伝わる伝説です。主人公はシェーク・オマールといいます。
シェーク・オマールは無実の罪で(一説にはモカの王女に恋をしたオマールを
王が追放したとも言われています)オーサバというところへ追放されていました。
食べるものもなく山中をさ迷い歩くオマーク。
そのうち、鳥が赤い身をついばんで陽気にさえずっているのを見ます。
そこで、オマールも試しに赤い実を摘んで、スープを作って飲んでみました。
すると、疲れも取れ、体も生き生きとして元気が出たのです。
その後、医者であった彼はこの赤い実を用い、多くの患者を救った、という
伝説です。
後にコーヒーを発見した聖者として称えられたそうです。
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